デザインに惹かれ、どうしても引きたくなりガチャを回してみたらこれです。やったぜ。
普段はガチャ運ない方なんですが、いい感じに収束してるんですかね。
こんな神引きをしちゃったからにはもう…ネ…。ブログ書くしかないでしょ。
さて、このヘルマグネイト。デザインは造形作家・メカニックデザイナーの安藤賢司先生!
BANDAIの人気玩具シリーズ「SIC仮面ライダーシリーズ」メガハウスが展開する「ART WORKS MONSTERS」遊戯王シリーズなどその他にも数々の原型やデザインを手掛られている紛うことなきレジェンドでございます。はい。
2023/03/28にライブ配信されたメダロットニュースにゲスト出演された際に、
安藤先生「4、5年前におもちゃメーカーにメダロットの企画を持ち込んだら、すで動いていて絡みようがなかった。絡みたくて行ったのに残念。」
うのへえさん「みなさんのお手元に届いているやつが、実は安藤先生が動いてるやつと絡んでいる…事実。」
とのコメントがありました。もしかすると超可動1/12メダロットのことなんでしょうか。
安藤先生が手掛けられたヘルマグネイトのガレージキットの全高が約:130mm(D-Artsメタビーが全高約:120mm)みたいなので、もしかするとそのスケール感で安藤先生が造形・アレンジしたメダロットの可動フィギュアがおもちゃメーカーから世に出ていたなんてことも…胸熱すぎる。
まずはフィギュア映えするメダロットを作って、それをゲーム「メダロットS」に実装するという、初の試み「立体化メダロット計画」から生まれたこのヘルマグネイト。
メダロットの立体化されたフィギュアやプラモデルは今となっては数あれど、まず初めに造形物として立体化するところから始めるというのは確かに新鮮ですね。
妖怪の総大将(諸説あり)とされる「ぬらりひょん」がモチーフ。全身には暗器を搭載と、恐怖×恐怖=最怖と言わんばかりの不気味さと武器味さを兼ね備えた非常にかっこいいメダロットに仕上がっています。
一言で言い表すとすれば、シブかわいいでしょうか。
頭部 カツヒサゴ(ギガガトリング)
メダチェンジ機体のカイゼルビートル(ドライブA)やクロイツバイザン(ドライブC)に威力こそ及びませんが、こちらはCGの消費なしで成功も高め。
頭部パーツ故に威力も高めですが、4回しか使えず、行動後には回避・防御不可になるので使いどころに注意。
ブラックキッド(右腕キッドガトリング)、ドレザディエーチ(左腕ブリラミトラリア)、マカイゾーシンク(右腕ハカイスルンダー)の他の競合にも、成功威力ともにヘルマグネイト(頭部カツヒサゴ)が勝っています。
右腕 スベルガゴトク(クロスショック)
乱撃特性のある格闘攻撃。防御無視でガード体勢中の相手にヒットすると、ガード数を3回消費させる点は、前述のギガガトリングと同様ですが、こちらは冷却中のデメリットが防御不可のみ、そして充填・冷却中の相手にはクリティカルヒットします。
格闘版ギガガトリングという立ち位置の技なんでしょうが、ハッキリ言ってギガガトリングの上位互換言って差し支えないと思います。クリティカルヒットする=絶対に命中するということです。威力も高く防御無視、充填冷却もそこそこ速く、そしてガードも3回消費できるので、2機体で交互にクロスショックを連打してるだけでもガード機体を無力化することができデストロイいらずです。(カウンターガード注意)
このクロスショックを持つパーツは現在のところ、このヘルマグネイトと『エヴァンゲリオンコラボ』で登場した2号機Sの2機体のみです。
2号機SはN型なので♂型限定のメダリーグでは使用できませんが、ヘルマグネイトは♂型なので使用できます。
使用時は格納されたチェーンソーが展開。相手の懐に忍び込み、怪異の世界へと引き摺り込む。
左腕 ヨイクチホカゲ(メテオ)
【属性:火薬】攻撃実行時、自身がファイア状態だと威力が1.5倍。絶対ヒット・貫通効果あり。攻撃実行後、自身をファイア状態にする技です。
このメテオを所持した機体は現在のところ、このヘルマグネイト・ホドヨイシモフリ・クロイツバイザンのみなので、前述のクロスショック同様、なかなかレアな技です。安定した技ではあるのですが、初手から火力が出しづらいのがネックです。
しかし、『サイボーグクロちゃん』コラボイベントで登場したキャットダンカーの頭部パーツ 、ネコネコダンゴ(イグニス)を使用すれば、初手から威力200%アップの恩恵を受けられ、次のターンにファイア状態だとさらに威力が1.5倍になるので、この2つをうまく組み合わせれば頼もしいメインウェポンになることでしょう。
脚部 ヌラリクラリ(ぎゃっきょう)
自身のマイナス症状1つにつき脚部の装甲以外の性能がアップ(☆5でマイナス症状×12%)する脚部特性です。前述のメテオと相性がよく、ぼうがいクリアとは相性があまりよろしく印象。しかし、格耐、射耐、充冷も元から高め。回避は多脚故にやや低めですが、それでも他の多脚パーツと比較しても高性能です。地形相性さえクリアすれば、ぎゃっきょうが発動していない状態でも十分に活躍してくれます。
4本足のデザインに関しては安藤先生曰く、「ぬらりひょんは妖怪のボスキャラなので、2本足よりは4本足の方が強そう。」「大きな頭に武器を仕込みたかったので、開いたときの安定感のため。」だそうです。立体化しつつも動くことを前提とした細部のこだわり様…素晴らしいです。
メダルのスキルの振り方
実はこの記事を書いている時点で、メダロットSのバージョンアップ情報が解禁され、メダルのレベルが最大200、スキルレベルも最大100まで強化が可能になると発表されました。
つまり、しゃげき・かくとうのスキル両方にMAX100ずつ振ることができるようになるので、射撃技格闘技を両立したメダロットが最大火力を発揮できるようになりました。
そしてこのヘルマグネイトも同様。ヘルマグネイトはバージョンアップ後が本領発揮みたいなところがありますね。
ということで、ヘルマグネイトが引けた嬉しさから普段よりも熱の入った記事になりました。やっぱりデザインがいい(語彙力)
ぬらりひょん(NRR)型なのに、武器展開時はまるで兵器(WEA)型のように、火力が高めな姿になるのがいいですね。その火力を最大限に発揮できるメダロットSの次のアップデートが楽しみです。